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マイナンバーカード・電子証明書の有効期限と更新手続き

マイナンバーカードには、運転免許証などと同様に有効期限があります。マイナンバーカードに搭載されている電子証明書にも有効期限が存在し、それぞれ異なるものとなっています。また、本人が20歳未満の場合など、本人の属性によっても期限が異なります。この記事では、それぞれの有効期限について説明するとともに、更新手続きについても解説していきます。

こんな人におすすめ

  • マイナンバーカード・電子証明書の有効期限について知りたい方
  • マイナンバーカード・電子証明書の更新手続きについて知りたい方

この記事でわかること

  • マイナンバーカードと電子証明書の有効期限の違い
  • 本人が20歳未満の場合のマイナンバーカードの有効期限
目次

マイナンバーカードの有効期限

マイナンバーカードの有効期限は、本人が20歳以上の場合、カード発行後10回目の誕生日となります。

本人が20歳未満の場合は、カード発行後5回目の誕生日となります。これは、20歳未満の場合には容姿の変化が大きいためです。

マイナンバーカードの有効期限は、カードに記載されているため、ご自身のカードをチェックしてみましょう。

有効期限が切れてしまうと、マイナンバーカードを有効な身分証として使えなくなってしまいます。忘れずに更新の手続きを行いましょう。

マイナンバーカードの更新手続き

マイナンバーカードは、有効期限まで3か月をきった日から更新の手続きをすることができます(例:有効期限が4月24日の場合:1月25日から4月24日まで)。マイナンバーカードに記載されている有効期限を確認し、期限内に更新の手続きを行いましょう。マイナンバーカードの有効期限が近付くと、「有効期限通知書」が郵送で届きます。

マイナンバーカードの更新手続きには5つの方法があります。

  • スマートフォンで申請
  • パソコンで申請
  • 証明写真機で申請
  • 郵送で申請
  • 窓口で申請

スマートフォン・パソコンの場合は、有効期限通知書があれば、場所を問わずに更新申請をすることができます。証明用写真機の場合は、対応している街の写真機で有効期限通知書を持参して申請を行います。郵送の場合は、申請書を印刷して手続きを行います。対面の場合には、役所の窓口に行って手続きをする必要があります。なお、どの方法で申請手続きを行ったとしても、カードを発行する際には役所の窓口に行く必要があります。

このように、スマートフォンやパソコンから、すぐに・簡単に更新手続きを行うことができます。また、申請から発行までは、1か月程度かかるとされています。有効期限が切れてしまうと、有効な身分証として使えなくなってしまうので、「有効期限通知書」が届いたら、その場ですぐに申請手続きを行うことをオススメします。

もし、有効期限が切れてしまった場合でも、同様の方法で更新手続きを行うことができます。更新手数料は、無料です。

電子証明書の有効期限

マイナンバーカードに記録されている電子証明書は、住民票の写し等のコンビニ交付やe-Tax(税の電子申告)などに必要なものです。この有効期限は、本人の年齢にかかわらず、カード発行後5回目の誕生日となります。ここでの電子証明書には、「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」のどちらも含まれます。

電子証明書の有効期限は、カードに記載されているため、ご自身のカードをチェックしてみましょう。マイナンバーカードの有効期限とは異なり、電子証明書の有効期限は、ご自身で記載する必要があるため、忘れずに行いましょう。もし、有効期限を記載していない場合には、「JPKI利用者ソフト」などのアプリでマイナンバーカードを読み取ることで、確認することができます。

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有効期限が切れてしまうと、有効な電子証明書として使えなくなってしまいます。「コンビニで住民票などを取得しようとしたのに電子証明書の期限が切れていた!」というようなことが起きないように、忘れずに更新の手続きを行いましょう。なお、電子証明書の有効期限が切れてしまっても、マイナンバーカードの有効期限が切れていない場合、マイナンバーカードは本人確認書類として有効に利用することができます。

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電子証明書の更新手続き

電子証明書は、有効期限まで3か月をきった日から更新の手続きをすることができます(例:有効期限が4月24日の場合:1月25日から4月24日まで)。マイナンバーカードの記載、または「JPKI利用者ソフト」を使って有効期限を確認し、期限内に更新の手続きを行いましょう。電子証明書の有効期限が近付くと、「有効期限通知書」が郵送で届きます。

電子証明書の更新手続きは役所の窓口で行う必要があります。申請できる者と必要書類は次の通りです。

【更新手続きで必要なもの】

本人の場合
・マイナンバーカード
・有効期限通知書

代理人の場合
・本人のマイナンバーカード
・有効期限通知書
・照会書兼回答書

もし、有効期限が切れてしまった場合でも、マイナンバーカードの有効期限が切れていない場合には、通常の更新と同じ方法で手続きを行うことができます。更新手数料は、無料です。

まとめ

マイナンバーカードと電子証明書の有効期限は、マイナンバーカードの券面に記載されており、また有効期限が近付くと、有効期限通知書も届きます。それぞれの更新手続きの方法は異なりますが、マイナンバーカードの場合、スマートフォンやパソコンですぐに・簡単に申請手続きを行うことができます。政府によれば、今後ますますマイナンバーカードの利用機会は増える予定なので、忘れずに更新手続きを行いましょう。

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