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マイナンバーカードを使って住民票を取得する方法

「住民票の提出が必要」という文言を見て、わざわざ役所に行かなくてはいけない…と憂鬱な気持ちになった経験がある方は多いはずです。面倒さのあまり後回しにしてしまいがちな住民票の発行ですが、実は既にマイナンバーカードを利用してコンビニで済ませることができるということをご存知でしたか?
この記事では「コンビニ交付サービス」とマイナンバーカードを利用して簡単に書類を取得する方法をご紹介します。

こんな人にオススメ
✓ 既にマイナンバーカードを取得している人
✓ 急ぎで住民票を発行したい人
✓ コンビニ交付サービス利用の流れを知りたい人

この記事でわかること
✓ コンビニ交付サービスの概要
✓ コンビニ交付サービスで住民票を取得するまでの流れ

目次

コンビニ交付サービスとは

コンビニ交付サービスとはコピー機が設置されているコンビニエンスストア等でマイナンバーカードを利用して住民票の写し、印鑑登録証明書などの書類を発行できるサービスです。

コンビニ交付サービスで発行できる書類は二つに大別されます。

コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付|コンビニ交付とは https://media.xid.inc/wp-admin/post.php?post=111&action=edit 
を参考に作成

詳細は後述しますが、本籍地と現在お住まいの住所が異なる場合に本籍地の証明書を発行したい場合は、別途手続きが必要となります。

コンビニ交付サービスを使うメリット

市区町村の役所で書類を発行する場合と比べて、コンビニ交付サービスを使うメリットは主に2つあります。

① どこでも書類を発行可能

書類を取得するために市区町村窓口にわざわざ足を運ぶことなく、自宅近くのコンビニやショッピングモールで簡単に書類を発行することができます。

コンビニエンスストアを含む全国55,000店舗(2019年3月時点)にてコンビニ交付サービスを利用することが可能です。

◆コンビニ交付サービスを利用できる店舗情報:
https://www.lg-waps.go.jp/01-03.html

特に本籍地と異なる市区町村に滞在している場合、移動にかかる労力を大幅に削減することができます。

② いつでも書類を発行可能

夜間や土日祝日など、市区町村の窓口が開いていない時間帯に、急に書類が必要になるというケースにも、コンビニ交付サービスで対応することが可能です。

コンビニ交付サービスは毎日6:30~23:00まで利用することができます。平日に忙しい方でも、お昼休みや市区町村窓口の閉庁後など、必要な時に書類を発行することが可能です。

コンビニ交付サービスの利用に必要なもの

コンビニ交付サービスを利用するのに用意するもの・確認事項を整理します。

お住まいの市区町村の証明書の取得には以下の2点が必要です。

  1. マイナンバーカード
  2. お住まいの市区町村が、コンビニ交付サービスを提供していること

本籍地の証明書を取得するには以下の4点が必要です。

  1. マイナンバーカード
  2. 本籍地の市区町村が、コンビニ交付サービスを開始していること
  3. 住所地と本籍地の市区町村が異なる方への戸籍証明書交付サービスを提供していること
  4. 本籍地の市区町村に利用登録申請を行い、利用可能な状態であること

お住まいの地域にキオスク端末があったとしても、本籍地にそれがなければお住まいの地域で本籍地の書類を発行することははできません。市区町村・本籍地がコンビニ交付サービスを提供しているかどうかは、以下のサイトで確認することが可能です。

◆コンビニ交付サービスを利用できる市区町村:
https://www.lg-waps.go.jp/01-04.html

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書類を発行するまでの流れ

実際にコンビニのキオスク端末(マルチコピー機)で書類を発行する流れを説明します。

具体的な画面操作についてはコンビニ交付サービスの公式サイトで確認することができますので、ここではその要点をご紹介します。

コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】 | 証明書の取得方法

現在住んでいる市区町村と本籍地が同じ場合

コンビニ交付サービスを利用する上でまず難しいのが、マルチコピー機のディスプレイに数多く表示されている項目から「行政サービス」を探し出し選択することです。ここをクリアできれば、あとはディスプレイに示されるガイドに従って操作を行うだけです。

  1. マイナンバーカードの読取
  2. 市区町村の選択
  3. 暗証番号を入力
  4. カード取り外し
  5. 証明書の種別選択
  6. 交付種別入力
  7. 記載事項・部数選択
  8. 発行内容確認
  9. 料金支払い

現在住んでいる市区町村と本籍地が異なり、本籍地の証明書を取得する場合

自分が本籍地以外の住所に住んでいるとしても、コンビニ交付サービスを使えばわざわざ本籍地に赴くことなく、書類を取得することができます。

  1. 本籍地の市区町村へ利用登録申請を行う
  2. 本籍地の市区町村の利用登録状況を確認する
  3. 本籍地の戸籍証明書を取得する

手続きは大きく分けて上記の3つに分かれます。具体的な画面操作は以下をご参照ください。

本籍地の戸籍証明書取得方法:
https://www.lg-waps.go.jp/01-06.html#confirmation

マイナンバーカードで公的書類をより簡単に

必要な時に何かと億劫になる役所手続きですが、コンビニ交付サービスを使えば時間や場所の制約を受けずに住民票の写しなどの書類を簡単に発行することができます。

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