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薬局でマイナンバーカードを使うメリットとは?利用できる薬局の探し方も解説

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みなさんはマイナンバーカードの保険証利用の登録をしましたか?デジタル庁によれば、マイナンバーカードを持っている方の約4人に3人が利用登録を行っています。しかし、登録をしただけではそのメリットを感じることはできません。病院や薬局で実際に使うことで、さまざまなメリットを受けることができます。この記事では、マイナンバーカードを薬局で利用するメリットや利用できる薬局の探し方を解説します。

こんな方におすすめ

  • 定期的に薬局に通う方
    マイナンバーカードの保険証利用を登録している方

この記事でわかること

  • 薬局でマイナンバーカードを使うメリット
  • マイナンバーカードを使える薬局の探し方
目次

マイナンバーカードの保険証利用

マイナンバーカードの保険証利用とは、従来の紙やカードの健康保険証の代わりにマイナンバーカードを利用することです。マイナンバーカードを保険証として利用することで、医療情報を正確に記録し、閲覧することなどのメリットを受けることができます。

デジタル庁によれば、2023年12月17日時点の保険証利用登録率(登録数/交付数)は約74%となっており、数でいうと約7,200万人が利用登録をしています。これだけ多くの方がマイナンバーカードを保険証として利用することができます。

参考
厚生労働省|マイナンバーカードの保険証利用でみんなにいいことたくさん!!
デジタル庁|マイナンバーカードの普及に関するダッシュボード|デジタル庁

保険証利用の登録方法については、以下の記事もご覧ください。

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薬局でマイナンバーカードを使うメリット

マイナンバーカードの保険証利用というと、たびたび病院での利用を想定して話されます。

しかし、もちろん薬局においても同様にマイナンバーカードを保険証として利用することができます。むしろ、投薬情報などを正確に記録し閲覧できるようにすることは、病院での利用よりも重要になることもありえます。

ここからは、薬局でマイナンバーカードを保険証として利用することのメリットを解説します。

受付が楽になる

薬局では、まず受付で患者の健康保険資格などを確認します。従来までは、薬局のスタッフが保険証の情報を入力して、患者の資格を確認していました。しかし、マイナンバーカードを利用するオンライン資格確認によって、簡単に健康保険の資格を確認することができます。

薬局スタッフの負担軽減のみならず受付の待ち時間を短縮することにつながります。

自分の情報を正確に伝えることができる

マイナンバーカードを保険証として利用することによって、薬剤情報などが記録され、マイナポータルで閲覧することができます。

また、患者の同意を前提として、マイナンバーカードを利用してこれまで処方を受けた薬剤情報を薬剤師に共有することができます。これにより、患者が正確に記憶をしていなくても、薬剤師に正確な情報を伝えることができ、適切な措置を受けることにつながります。

非常時にも役立つ

薬剤情報などが記録され、マイナポータルで閲覧することができることと関連して、マイナンバーカードは非常時における情報伝達にも役立ちます。

マイナンバーカードを用いて薬局を受診していれば、災害時などの非常時においても、正確な薬剤情報をマイナポータルで閲覧することができるため、適切な処方を受けることができます。

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マイナンバーカードをつかえる薬局の探し方

薬局は病院のすぐそばにあることが多く、よく利用する薬局が決まっている方も多いかもしれません。マイナンバーカードの保険証利用はまだ始まって数年しか経っていない状況であり、保険証利用に対応していない薬局も存在します。

皆さんのかかりつけ薬局でマイナンバーカードを利用することができるか否かについて、受付で聞いてみることも一つの手段であると思われますが、事前にインターネットで調べることもできます。

厚生労働省はマイナンバーカードを利用できる病院や薬局をリストで公開しており、民間サービスにおいても検索することができます。リストなどを見てみると、スギ薬局やマツモトキヨシのような大手の薬局でもマイナンバーカードを利用できることがわかります。

参考
厚生労働省マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ

まとめ

マイナンバーカードを持っている方のうち、およそ4人に3人は、マイナンバーカードを健康保険証として利用することができます。マイナンバーカードの保険証利用によって、今までの保険証と同等の機能に加えて、情報の記録・閲覧や受付時間の短縮などのメリットを受けることができます。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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