バイト先にマイナンバーの提出を要求されたらどうする?

アルバイトを始めると、アルバイト先からマイナンバーの提出を依頼されます。「なぜ社員ではないのにマイナンバーを提出する必要があるのか?」と疑問に思ったことがある方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、アルバイトをしている方もマイナンバーの提出が必要なのか、マイナンバーを提出しないとどうなるのか、マイナンバーの提出方法などについて説明していきます。

こんな人におすすめ
✓バイト先にマイナンバーカードを要求された人
✓バイト先にマイナンバーカードを提供して良いか不安な人
この記事でわかること
✓バイト先にマイナンバーを提供する必要があるかについて
✓マイナンバーの提出方法について

目次

バイト先にマイナンバーを提出する必要はあるか

アルバイトであっても会社にマイナンバーを提出する必要はあるのでしょうか。また、マイナンバーを提出しないとどうなるのか、情報を誰かに知られることはないのかもあわせて確認しておきましょう。

なぜマイナンバーの提出が求められるの?

バイト先である企業は、従業者の税金や社会保険などの行政手続きにおいて、マイナンバーを記載することが法律で義務付けられています(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律:以下「番号法」)。

正社員と比較して給料が少ないアルバイトは、マイナンバーを提出する必要がないように思えます。しかし、扶養控除等申告書源泉徴収票保険請求書類など、働くうえで必要な提出書類にマイナンバーを記載しなければいけません。

そのため、アルバイトであれば学生や短期バイト、日雇いバイトであってもマイナンバーの提出は必要です。つまり、基本的に雇用条件や勤務時間に関わらずマイナンバーの提出をする必要があるのです。

会社のマイナンバーに関する管理義務に関しては以下の記事で詳しく解説しています。

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マイナンバーを提出しないとどうなる?

従業者がマイナンバーを提出しないことで、罰則や解雇の原因になることはありません。従業者が会社にマイナンバーを提出する義務は法律で明記されていないからです。

しかし、先述したように企業側は番号法でマイナンバーの提出が義務付けられているため、企業側は何度も従業者に提出を催促したり、マイナンバーが記載できなかった経緯を行政に説明する必要があります。

よって、勤務先のためにもマイナンバーは提出することが求められるのです。

マイナンバーを提出すると親にバレる?副業がバレる?

企業は、行政への提出書類以外にマイナンバーを使用することはありません。よって、親や学校にバレることを過度に恐れる心配はないでしょう。副業に関してもマイナンバーの提出で他社に事実がバレる心配はありません。

内閣府のホームページでは、「マイナンバーによって副業を行う事実が新たに判明することはない」と記載されています。

(1)総論Q1-6

マイナンバーを提出しても悪用される可能性は低い

マイナンバーを企業に提出することによって、情報漏洩の危険があるのではと心配する方もいるかもしれません。しかしその可能性は低いと言えます。

企業が正当な理由がない場合、マイナンバーの利用をすることは法律で禁じられています。もし法律を破った場合、4年以下の懲役か200万円以下の罰金またはその両方が科されます。マイナンバーを企業が不正利用をすると、重い罰則が科されるのです。

マイナンバーやマイナンバーカードの心配事については以下の記事でも解説しています。

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マイナンバーの提出方法

マイナンバーの提出方法は以下の3つがあります。

マイナンバーカードのコピー

マイナンバーカードをお持ちの方は、マイナンバーカードのみでマイナンバーの提出が完了します。カードの裏面にもマイナンバーが記載されているため、表面と裏面の両方をコピーして提出しましょう。

マイナンバー付きの住民票のコピー+顔写真付きの身分証明書

通常の住民票にはマイナンバーが記載されていません。しかし2015年10月以降、マイナンバーの記載がされた住民票を発行してもらうことができるようになりました。

また、住民票のみでは本人確認ができないため、顔写真付きの身分証明書を求められることもあります。

通知カードのコピー+顔写真付きの身分証明書

通知カードとは、マイナンバーを通知するカードのことです。2015年10月以降に住民票を持つ全ての住民に簡易書留で送られました。

通知カードは、マイナンバーカードの交付を受ける際に交換するためのものです。

そのため、法改正により2020年5月に通知カードは廃止され、新規発行や再発行ができなくなりました。ただし通知カードの記載情報に変更がない場合は、継続して使用することができます。

マイナンバーカードでスムーズにバイト手続きを

企業はマイナンバーの提出が義務付けられているため、あなたがマイナンバーを提出できないと迷惑がかかります。

そのため、いつマイナンバーの提出を依頼されても良いようにマイナンバーカードの準備をしておくと良いでしょう。

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