マイナンバーカードのパスワードを忘れた！ロック解除方法を今すぐチェック

マイナンバーカードには、パスワードが設定されています。このパスワードを失念した場合、再発行する必要があります。

また、入力時に決められた回数以上間違えてしまうとロックがかかり、その解除のためには手続きをしなければなりません。今回は「パスワードの再発行」と「ロック解除」について解説していきたいと思います。

マイナンバーカードにはパスワードがある！

マイナンバーカードには4種類のパスワードがあります。そのうちのひとつ、「マイナンバーカード署名用パスワード」は半角英数字を組み合わせた6文字から16文字で構成されます。

パスワード発行時にこれをメモする人もいますが、何かの表紙でそのメモをなくしてしまった……ということも。もちろん暗記していればそれに越したことはありませんが、うろ覚えのまま入力操作をしてロックがかかってしまった……という事態になることも考えられます。

マイナンバーカード署名用パスワードは、5回連続で間違えるとそれ以降は入力を受け付けなくなります。そうなった場合は、改めて手続きが必要になります。

市区町村の窓口での手続き

住民票のある市区町村の窓口で、「パスワードの初期化申請」という手続きができます。これにより今までのパスワードを白紙化し、新たなパスワードを登録し直すことが可能です。

市区町村の窓口の開庁時間は、予め居住自治体のホームページ等で確認する必要があります。中には土日祝日にも窓口を開けている自治体も存在します。

しかし、それでも「仕事の都合で市区町村の窓口には行きづらい」という人もいるはず。そこで以下では、コンビニエンスストアのキオスク端末を使ったパスワード初期化について解説していきたいと思います。

コンビニのキオスク端末でパスワードを初期化する方法

マイナンバーカード署名用パスワードは、コンビニでも再設定することができます。「キオスク端末」とは、多くの場合マルチコピー機に組み込まれているものです。

このキオスク端末を利用する際は、事前にスマホアプリを利用した予約が必要です。

スマホでの予約を済ませたら、コンビニに行ってキオスク端末でパスワードを初期化しましょう。セブンイレブン、ローソンのキオスク端末の使い方は、YouTubeで配信されています。

4桁のパスワードがロックされた場合

ただし、上記の方法はあくまでもマイナンバーカード利用者証明用パスワード（4桁の数字）が利用できる場合のみ。

このマイナンバーカード利用者証明用パスワードは、3回の間違いでロックがかかるように設計されています。そうなってしまった場合、ロック解除及び初期化は居住の市区町村の窓口で行います。

来庁の際はマイナンバーカードと、顔写真付き公的証明書の持参が必要です。

パスワード失念も同様の手続きで

マイナンバーカードのパスワードは、他者が何度も操作をして無理やり解除することを防ぐために「間違いの回数制限」が設けられています。しかしそれ故に、パスワードを何度も間違えたらそれ以上の操作ができなくなってしまいます。

コンビニのキオスク端末を利用すれば、より迅速にパスワードの再設定ができます。しかしこれはスマホ操作に慣れた人でなければやや難しい手順でもあるため、より確実な手続きを求めるなら市区町村の窓口へ出向くのがお勧めです。

また、パスワードを失念した際も再発行のための手続きが必要です。それを極力避けるため、各パスワードを控えた紙を厳重に管理しておくのがいいでしょう。